いつも上を向いて仕事ができる社風
こそ、かけがえのない
サニーサイドアップの財産です。
バイスプレジデント
R.M
- 肩書
-
- バイスプレジデント
SSU創業メンバー
- バイスプレジデント
- 趣味
- 料理と子育て
料理は、没頭できるし、「身体が食から作られている」ことを実感できるので好き。子育ては「こう育てればこうなる」というようなルールや決まりがないからこそ、難しい反面、とても惹かれるんです。 - 休日の過ごし方
- 極力子どもと過ごします。
会社の部活に一緒に参加することもありますし、仕事関連のイベントで子ども参加がOKなものがあれば一緒に見に行きます。
芝居やライブ、企画展などにもなるべく多く足を運び、体験するようにしています。 - 好きなたまご料理
- 厚焼き玉子
自分の書いたニュースリリースが
社会に出回っていくという刺激。
社長を務める次原との出会いは高校1年生。入学式直後の掃除で、初対面の女子たちを突然仕切りはじめた姿を見て、正直「絶対に仲間にはなるまい」と思いました(笑)。でも、いつの間にか常に一緒にいるようになっていて、2年生の終わり頃に「母がやっている仕事を手伝わないか」と声をかけられたんです。それがサニーサイドアップとの出会いとなりました。
当時は次原の母親が社長で、経理担当以外は私と次原しかいないという会社でした。ですから、いきなりメディアやクライアントへの訪問も任され、学校が終わるとオフィスに直行、そのまま外回りという日々が大学卒業まで続いたんです。
自分の書いたニュースリリースがきっかけになり、新聞や雑誌を通じて情報が実際に社会に出る、という体験は、学生の私にはとても刺激的でしたし、経済活動の中にいるという実感ができ、気づけば「ずっとここで働きたい」と思うようになっていました。当時感じていた、「自分の代わりはいない。自分だからこそ任せてもらえる仕事があり、その重い責任を果たすことができる」という喜びは今も変わらずに続いています。
コストでもワンアイデアでもなく、
パートナーとして認めてもらえる会社であること。
2015年、サニーサイドアップは創業30年を迎えました。もちろん規模や組織としてのルールなど変わった部分もあるのですが、私の実感としては、本質は何も変わっていないと思います。
クライアントからいただく相談を、いい意味で面白がりながら、楽しみながら解決していくこと。時には、自分自身の生活とは関係のない商品やサービスにも、常に好奇心をもって取り組むこと。誠実にお客様に向き合い、一つひとつ実績を積み上げて信頼していただくこと。コストでもワンアイデアだけでもなく、パートナーとして認めていただけるよう努めること。これらは私たちの仕事への取り組み方のほんの一部ですが、昔から変わっていません。
私がまだ幼い頃、駅に向かうサラリーマンたちが、下を向いて楽しくなさそうに会社に向かう様子を見てショックを受けたことがあります。社員が出社するのがつまらないと感じるような会社にはしたくないと思い、「こうすべき会社」というような「ハコ」を創って型にはめるのではなくて、同じような考えを持ち、一緒に仕事に取り組める人たちが自然と集まるような会社であればいいなと、ずっと考えてきました。そして、今、実際にそういう仲間たちと仕事ができていることを本当にうれしく思っています。
仕事で泣くことができる、
感動することができる、PRの現場が大好き。
今の私にとってやりがいとなっているのは、PRの現場でスタッフのみんなと一緒に仕事をし、目標を達成していくことにあります。PRという仕事は手法に垣根がなく、すべての根幹に関わり、様々な角度からアプローチすることができ、提案の幅がとても広くなります。現在進行形なのですが、昨年オープンした商業施設のプロジェクトに、計画段階から事業社のパートナーとして関わらせていただき、コミュニケーションコンセプトの開発から広告・集客プロモーション立案実施、店内マガジンやマップなどの販促ツールの企画作成、開業時のPRから来店促進イベント企画実施等にわたる、様々なテーマに取り組んでいます。紙の上の計画であったものが、実際に新しい道となり、建物となり、人の流れを生む、という変化を目の当たりにすることができ、とてもいい経験になりましたし、そのやりがいの大きさは計り知れないものがあります。
また、そうした仕事の現場で一緒に働く仲間たちがより高いレベルの仕事に挑戦し、成長していく姿を見ることも、大きな喜びの一つです。たとえば、施設のオープニング・イベントが無事に完了した報告をくれた担当プロデューサーは、電話の向こうで号泣していました。仕事で泣くことができ、感動することができる、ということは、本当に本人が全力でやりきったからこそ。そういう仲間たちと一緒に感動しあえるPRの現場にこそ、私がこの仕事に惹かれる魅力があるのだと思います。
人と一緒に育ってきた会社だからできたこと。
飯島夏樹プロジェクト。
たくさんの仕事の中で、あえて私自身にとって一番印象に残っている仕事、「たのしいさわぎ」ナンバーワンを選ぶとすれば、やはり「飯島夏樹プロジェクト」です。プロのウィンドサーファーとして現役の頃からマネジメントを担当させていただいていたのですが、より深く関わったのは実は引退後。飯島が引退し、癌が見つかり余命宣告を受け、限りある人生をどう生きていくのか、サニーサイドアップとして何ができるかを懸命に考えました。ドキュメンタリー番組を制作し、彼が最も望んだエッセイ・小説の出版を実現。それまでに経験したことのすべてをつぎ込もうと、枠を決めず、あらゆることに挑戦し、何より「人」と育ってきたサニーサイドアップだからこそできることがあるはずだ、という一心で取り組みました。
その後、書籍は75万部のベストセラーになり、映画化、漫画化、ドラマ化もされました。彼の文章は教科書にも掲載され、多くの子どもたちに彼が生きていたことやその思いなどを伝えることができ、今年も入試問題に使っていただくという連絡を受けました。彼が天国に召されて10年目の春を迎えましたが、「飯島夏樹プロジェクト」はまだ終わらない、と思っています。また、10年のプロジェクトの中で、飯島夏樹の作品をきっかけにサニーサイドアップに興味を持ったという社員が入社しくれたことも、とてもうれしい出来事でした。
サニーサイドアップに向いているのは、
インプットもアウトプットも素直な人。
サニーサイドアップに向いているのは、「素直な人」だと思います。
素直に物事を吸収することができる人は、分からないことを分からないと言い、分かろうとすることで成長していくのだと感じます。また、素直にやりたいことを発信もする。そういう人は、周囲の人と円滑なコミュニケーョンがとれ、スキルの取得より先にそんな姿勢に対して信頼してもらえます。結果仕事のチャンスも多く与えられ、スキルアップにつながることが多いと思います。周りから「あいつになら任せてみよう」と、より大きなチャンスも与えられることでしょう。目の前のチャンスに、まっすぐな気持ちで向かっていく・・・そうやって積み重ねていく経験が、さらなる成長と大きな信頼につながっていきます。
実際に働いているスタッフには、「マジメな人が多い」という印象を持っています。もちろん「頭が硬い」ということではなく、働く姿勢、という意味で。私たちの仕事は、ここまでやれば大丈夫、という時間や量、質の保証がなかなかはっきりしません。だから皆は、さまざまなことをシュミレーションし、最良の結果を得るため妥協することなく日々仕事に取り組んでいます。入社10年目の経験豊富な社員でも未体験の領域に果敢に挑戦し、貪欲に勉強しながら、新たな成功モデルを創ることにチャレンジしています。
そういう素直でマジメな仲間たちが没頭して仕事をする結果として、今のサニーサイドアップが輝いているのだと思います。