このたび、当社にて現役時代からサポートを行っている元サッカー日本代表・中田英寿が、2020 年 4 月 1 日から立教大学の客員教授に就任することが決定いたしました。
日本全国47都道府県、自らの足で伝統工芸や産業、農業などを巡り、日本の良さを世界に発信し続けてきた中田英寿。中田が得た豊富な経験を学生にも伝えたい、という大学側の強い想いに呼応する形で、今回の客員教授への就任が特別に決定。地域と世界を結ぶフィールドワークとして、その経験を立教大学の学生の方々に還元するような科目を設置します。
今回の就任を機に、2020 年度秋学期には経営学部の 3、4 年次生を対象とした選択科目「伝統産業とマーケティング」を同学部の山口和範学部長、高岡美佳教授とともに担当。『日本文化の世界戦略』をテーマに、日本の伝統産業の歴史と現状を学び、産業の再生や新規ビジネスの創出を行うための思考力や実践力を身につけていくための講義を行います。
全 14 回の講義では、「日本酒」、「食」、「工芸」のそれぞれのジャンルに対して、産業構造分析、フィールド・スタディ、ゲストを招いたトークセッション、学生によるプレゼンテーションの実施を予定。フィールドワークやゲストを招いたトークセッションでは、これまで中田英寿が日本全国を旅してきた中で培ってきた経験を活かし、各ジャンルのプロフェッショナルにも協力いただく予定です。