株式会社サニーサイドアップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:次原悦子、以下「当社」)は、株式会社Gunosy(本社:東京都港区、代表取締役CEO:竹谷祐哉、以下 「Gunosy」)と、インフルエンサーマーケティングにおける業務提携に合意しました。
■業務提携の背景
デジタルとリアルをかけ合わせた、包括的なコミュニケーションサービスの提供へ
Gunosyは「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、情報キュレーションアプリ「グノシー」をはじめ、累計4,000万ダウンロードを超えるアプリメディアの開発・運営を手がけています。蓄積された膨大なデータとアルゴリズムの力で「良質なコンテンツの評価」をすることで「コンテンツとユーザーをマッチング」させ、受け手にとって最適な情報を提供することを得意とする、“デジタル・コミュニケーション領域におけるトップランナー”とも言えるイノベーションカンパニーです。
一方当社は、PR的発想を生かした独自のマーケティング・コミュニケーションノウハウによって、30年以上に渡り様々なムーブメントを生み出し続けてきました。“ヒト”の分野においては、PRのノウハウを用いて中田英寿など多くのスターアスリートを世に送り出すとともに、“モノ・コト”の分野においては、オールデイカジュアルダイニング「bills」の運営といった自社主体の事業のほか、新しいボランティアの形を生み出した音楽イベント「RockCorps」や、大晦日の渋谷で約12万人が参加したカウントダウンイベントといった大規模なイベントを筆頭に、様々な製品や大型商業施設のPRを実施。“ヒトやモノやコトの輝きを発掘し、世の中に伝える”というリアル・コミュニケーション領域において、先駆的な実績を数多く残してきました。
Gunosyのデジタル・コミュニケーション領域におけるデータ分析・マーケティング力と、当社のリアル・コミュニケーション領域でのPR力という両社の強みを掛け合わせることで、デジタルとリアル領域を横断する包括的なコミュニケーションサービスを提供できる強固なパートナーシップを結びます。
■基本合意概要
「インフルエンサーの発掘、育成」、「インフルエンサーを活用したPR・マーケティング」、及び「コンテンツの企画開発」を3つの柱とし、関連したその他周辺領域を含む新たなサービスを共同で創造し、事業を展開していきます。
■業務提携の内容と今後の展望
業務提携の第一弾として、インフルエンサーマーケティング事業に着手します。今後は、インフルエンサーマーケティング事業に加えて、両社の強みを生かした様々な事業開発・展開を段階的に進めていきます。
※インフルエンサーマーケティング事業の詳細については、後日発表させていただく予定です。
【各代表からのコメント】
Gunosy 代表取締役 最高経営責任者(CEO)竹谷祐哉
Gunosyは、スマートフォンの普及に伴い情報格差の社会的課題をテクノロジーで解決するために設立され、メディア事業や広告事業を中心に成長してきました。また、最近では動画やクーポン等のテキスト記事以外のコンテンツも積極的に取り入れ、技術の応用範囲を拡大しています。2019年1月の中長期ビジョンでは、スマホメディア企業ではなく、適切な場所で適切なコンテンツを届ける企業を今後目指していきます。
今回の業務提携で、デジタルとリアルのコミュニケーションをつなぐ新しい事業として両社の強みを生かしていきたいと考えています。
サニーサイドアップ 代表取締役社長 次原悦子
現在、PRやコミュニケーションの手法は多岐に渡っており、デジタルとリアル、マスメディアとSNS、グローバルとローカルといったあらゆる要素が複雑に関係しあい、市場を取り巻く状況は一日ごとに常に変化し続けています。その中で、デジタル・コミュニケーション領域において豊富な実績とノウハウを持ったGunosy社と業務提携の合意に至ったことは、非常に意義のあることだと感じています。
Gunosy社が掲げる「情報を世界中の人に最適に届ける」という理念と、わたし達が30年以上大切にしてきた「たのしいさわぎをおこしたい」という想い。そのふたつを掛け合わせることによって、デジタルとリアルの垣根を超えた、これまで誰も体験したことも無いような“たのしいさわぎ”が広がっていくと確信しています。今後発表させていただく共同事業の内容に、ぜひご期待ください。