佐賀県と株式会社スノーピークによる官民連携プロジェクトとして、吉野ヶ里歴史公園内に誕生した体験型複合施設「スノーピーク グラウンズ 吉野ヶ里」の開業PRを支援。九州最大級のキャンプフィールドや弥生時代の建造物をモチーフにした宿泊施設を備え、歴史公園を「見る」場所から「体感する」場所へとアップデートする新たな試み。両者の想いを尊重した情報発信の設計やファクトブックの作成、内覧会の企画・運営を担当し、多数のメディア露出を獲得し、集客に寄与しました。
背景
● 歴史公園を「体感する場所」へアップデートする挑戦
吉野ヶ里歴史公園は、佐賀県が誇る貴重な文化財でありながら、平均滞在時間が約2時間と短く、周辺地域への観光波及効果が限定的であるという課題を抱えていました。この状況を打破するため、官民連携による新たな交流拠点の整備を通じ、これまでの「見る」中心の公園から、現代のライフスタイルに合わせて深く「体感する場所」へと価値をアップデートするプロジェクトが始動しました。私たちはこの全体コンセプトを深く汲み取り、公園で過ごす豊かな時間そのものが新たな社会的価値として伝わるよう、戦略的なPR支援を展開いたしました。
施策
アイデア
● 実際の過ごし方を可視化する事前ツアーとライブ実演
開業に先立ちメディア関係者を対象としたツアー形式の事前内覧会を開催し、広大な敷地内に点在する各エリアの魅力をくまなく紹介しました 。単なる施設概要の説明に留まらず、フィールドでの本格的なテント設営や地元産品を使用したバーベキューの調理実演・試食を交えることで、歴史の中で実際に過ごすイメージを具体化しました。これにより、メディアが「2000年前の息吹を感じながら滞在する」という唯一無二の体験価値を、説得力のある「画(え)」として発信できるよう緻密に設計いたしました。
成果
● 九州圏内での圧倒的な認知獲得と新しい楽しみ方の浸透
一連のプロモーションにより、開業から2週間でテレビ13件、WEB245件を含む合計268件のメディア露出を獲得し、広告換算額は約1億3,000万円に達するという成果を上げました。地元・佐賀はもちろん、福岡の主要放送局やライフスタイルメディアで広く取り上げられたことで、ターゲットである九州圏内において強力な認知形成を実現しました。結果として、キャンプ愛好家のみならず幅広い一般層に対しても、吉野ヶ里歴史公園における「新しい楽しみ方」を印象づけることに成功しました。