What's SUNNY SIDE UP.

挨拶の冒頭からひとつ秘密を打ち明けますが、1985年の創業時、実はまだ私は高校生でした。サニーサイドアップの歴史は怖いもの知らず、常識知らず、まして業界のしきたりなんて知る由もない集団が好奇心、創造力、行動力を頼りに「たのしいさわぎをおこしたい」という言葉と歩んだ26年なのです。


まさに自分たち自身がワクワクしたいという思いからのチャレンジの連続を踏まえて、今、「やっぱりこういうことを仕掛けるのはサニーサイドアップらしいよね」という評価をいただけているのも、私たちが前例やしがらみにとらわれず、こんなことをやってみたいという自由な発想とチャレンジする気持ちを持ってきたからだと思います。


皆さんが思い描くようになった“サニーサイドアップらしさ”というひとつのブランド価値は、会社にとっての会社に携わる一人ひとりにとっての、かけがえのない財産ともいえます。私たちは、そのブランド価値に安住することなく、これからも“サニーサイドアップらしさ”に込められた期待に応えていくために、どう成長していくべきか、サニーサイドアップの価値とは何かという自問自答を、仕事を通じて、常に繰り返しています。そうしてたどり着いた、私たちの役割を象徴するひとつのキーワード、それが「創造型PR商社」です。


私たちは伝えることのプロ集団です。しかしただ単に人から託されたモノやコトを懸命に伝えてきただけではありません。私たちが培ってきたコミュニケーションノウハウに基づくアイデアを加えることで、新しい価値や社会的意義を生みだし、世の中を明るくするニュースとして発信できないかを常に考えてきました。


そのことが、出発点であるPR会社としての領域を遥かに超える分野での事業につながっていきました。今後は、私たちに期待されている、新しい事業やプロジェクトの立ち上がりをコミュニケーションの力で勢いづけたり、ブランド価値、社会的価値を創造するといったことだけでなく、私たち自身も伝える力を持っているがゆえに取り組める、意義のあるビジネスにも「創造型PR商社」として、積極的に乗り出していくべきだと考えています。


大地震、津波、原発事故という未曾有の複合災害を経験した私たち日本人。日本が試されているという局面で、今あらゆるジャンルのプロが、それぞれの分野で問題に立ち向かっています。しかし現実に目を向けると、残念なことに、コミュニケーションの問題が原因で引き起こされている事象も少なくありません。


私たちはコミュニケーションのプロとして、人の可能性を信じ、人が生み出すものに期待することで、多くの人が未来に希望を持つ。そんな社会をつくることが、私たちの使命だと考えています。


楽しい会社、何とかしてくれる会社、つきあうと元気になれる会社。

そんな言葉を期待しながら、私たちはこれからも歩んでいきます。

次原悦子